DIGEST第3弾は、少し時間を遡って2018年のなんJに立った「オススメのシューゲイザーバンド教えてクレメンス」。シューゲイザー入門で三大名盤を紹介したが、その次に聴くべきバンドの名前がこのスレには詰まっている。7年前のスレだが、挙がっているバンドは今聴いても(むしろ今こそ)有効なものばかりだ。
※本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。/ 出典: オススメのシューゲイザーバンド教えてクレメンス(おーぷん2ちゃんねる・なんJ)。おーぷん2ちゃんねるの投稿はCC0(転載自由)で公開されています。
まず定番の確認から
シューマートならご存じ。任せろ
大御所やったらマイブラ、スロウダイブ、lush、ライド
シガー・ロス忘れてた
「フィードバックさせまくったしシューゲイザーでええやろ(適当)」は、ジャンル論争を3秒で終わらせる名裁定。ちなみにCigarettes After Sexはこのスレの7年後、今や世界中のアリーナを埋めるバンドになった。スレ民の耳は正しかった。
日本勢の層の厚さ
Drop Nineteens
死んだ僕の彼女とか
「死んだ僕の彼女」というバンド名を初見の人に説明する時のワクワク感は異常。シューゲイザーがアイドルにまで浸透しているという指摘(2018年時点)も、その後の潮流を見事に言い当てている。
掘り出しゾーン──ここからが本番
airiel
electro group
Astrobrite
fleeting joys
パッと思いついたバンド
>>24は本物の沼の住人。AstrobriteやFleeting Joysまで「パッと思いつく」人はそういない。そして>>27のような「マイブラ以外ピンとこない」勢が一定数いるのもこのジャンルの現実で、だからこそ入口の次の1枚が大事になる。
管理人メモ──スレに挙がったバンドを一言ずつ
- Lush──4AD所属、女性2人のツインボーカル。『Spooky』(1992)から
- Chapterhouse──「シーン」の中核バンド。『Whirlpool』(1991)はダンスビートとの融合が早かった
- Drop Nineteens──米ボストンの伝説。『Delaware』(1992)が有名だが、2023年に30年ぶりの新作で復活した
- Swervedriver──シューゲイザー界の走り屋。ドライブ感重視ならライドよりこちら
- Cigarettes After Sex──ドリームポップ側の現代の入口。深夜専用
- Luminous Orange──横浜発、日本シューゲイザーの最重要人物のひとり竹内里恵のプロジェクト
- シュガープラント──90年代日本の静かな至宝。再評価が進行中
- 死んだ僕の彼女──バンド名で二度見させて音で黙らせる、日本の轟音代表格
- 65daysofstatic──スレ内でも指摘の通りポストロック。ただし轟音の快楽は地続き
まとめ
2018年のスレを2026年に読み返して面白いのは、答え合わせができることだ。Cigarettes After Sexは大化けし、Drop Nineteensは本当に帰ってきて、シューゲイザーはZ世代の共通言語になりつつある。スレ民の推薦は7年経っても有効──むしろ熟成された。シューゲイザー入門の5枚を聴き終えた人は、このスレの名前たちを順番に辿ってみてほしい。
あわせて読みたい: シューゲイザー入門/DIGEST 001: 洋楽名盤/DIGEST 002: 邦ロック名盤
出典: 「オススメのシューゲイザーバンド教えてクレメンス」おーぷん2ちゃんねる なんでも実況(ジュピター)板 2018/03/12(投稿はCC0・転載自由)
古いスレをまとめるのは「答え合わせ」の面白さがあると気づいた1本。2018年の時点でCigarettes After Sexを「最近やったら」と推せていた名無しさん、あなたの耳は本物です。DIGESTでは今後も、時間が価値を証明したスレを発掘していく。


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